日本に帰っている間、家族と話していて「これ面白いな」と思った話をしたいと思います〜!
2020年7月現在、COVID-19の影響で、日本国は海外からの渡航者を制限しています。
その渡航制限国がテレビニュースやその他情報サイトで見れるわけですが、それを見た父が言うのです。
「なあ、なんでイギリスはいつも”英国”って書かれるんだ?」
確かにそうですよね。
私たち日本人はいつも話すとき、エイコクとは言わないですよね笑
学校の世界史に授業でも、基本的に「イギリス」と教わりました。
しかし、そもそも「イギリス」という国は存在しないのですー!
ソンナコトシッテル?
なぜなら、私たちがイギリスと言う国の正式名称は、
“The United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland”
(ざ ゆないてぃっと きんぐだむ おぶ ぐれいとぶりてん えんど のーざなあいらんど)
日本語では「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」
あれ、どこにも「イギリス」は書いてない/(^o^)\
ではなぜ私たちはそう呼ぶのか、それは、英国がかつて「イギリス」という名前の国だったからです。ざっくり言うと。(もちろん実際の発音は異なると思いますが)
とはいえ、英国は戦争や国内の紛争が絶えませんでしたから、当時のイギリスと現在私たちが指すイギリスは面積が大きく異なります。
おそらく、当時の「イギリス」は現在のイングランドら辺だけを指します。
(参照 なぜ日本はイギリスや英国と呼ぶのか? | EIKOKU GO)
なので、だから、政府は「イギリス」とは書かない!とうことなんですねえ。
政府としては、現在の正式名称の中にかぶる部分がなく、しかも、歴史的にその言葉が指す場所も違うので「イギリス」を記載することができないんだと思います。
なんたって、ロンドンにあるのは「在英国日本国大使館」ですしね。
歴史を詳しくお知りになりたい方はこちらのYouTubeをご覧ください!
とてもとてもわかりやすいです。オリラジのあっちゃん。
【イギリス史①】〜イギリスの知られざる成り立ちと侵略の歴史〜
⦅まとめ⦆
父の疑問への回答としては、
「そもそも、現在イギリスの正式名称ではないし、イギリスというワードができた時代とはその範囲も違うから、イギリスと書くのは適切じゃなかったんじゃないかな」となりました。
ついでに言うと、おねいちゃんは知っていたのでふたりで補い合いながら回答しました。(最近よく出てくるおねいちゃん笑)
私は父が無知だとも思っていないですし、むしろみんな疑問に思っているんじゃないかな、と思ったので今回記事にしてみました\(^o^)/
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というわけで、私たちはずっと昔の名前を使っているわけなんですね。
しかも、グレートブリテン及び〜って呼ぶのもなんかすごく長いですし、ユーケーよ呼ぶのもなんだかね笑
きっとこれからも私たちは英国でもUKでもなく、イギリスと呼び続けるでしょう!
ではまた!
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