イギリスで医療費無償になる裏ワザ
こんにちは!
イギリスでは、「ゆりかごから墓場まで」というスローガン通り、国民は無償で医療を受けることができます。
タイトルに「裏ワザ」と書きましたが、裏があるわけではありません。
ただ!
これをしないと、ビザ申請時に保険料を払っているのに、医療費を払うことになってしまします!
YMSや留学、駐在の場合には無償ではなくビザ申請時に保険料を支払います。
ということで、銀行口座開設と海外送金、BRPカードの受け取りが終わったら、
次は「GP登録」をしましょう!
《GP登録とは》
日本では内科、眼科、整形外科など痛みに合った病院に行きますが、イギリスでは、国営医療保険NHSを利用するには(無償で医療を受けるには)とりあえず近くの病院(かかりつけ医: General Practice)に行くことになっています。
むしろ、そこを経由して紹介状を書くような流れでないと、無償にならないようです。
それでは、GP登録の方法をご説明します。
1、かかりつけ医(GP)を見つける
下記HPで自宅のPost codeを入力
https://www.nhs.uk/service-search/find-a-gp
2、直接行ってGP登録したい旨を伝える
【持ち物】
① パスポート
② 住所証明書類(Bank Statement, 銀行からの封筒等)
→私のGPではmonzo銀行のデビットカードが入った封筒で大丈夫でした。カードも見せてと言われました。
オンライン予約が必須の病院もあれば、できない病院もあります。どちらにしても、実際に行ってみてどんな病院か見た方が良いので、外見の見学ついでに中にも入って登録したいと言ってみましょう。
私は1番近い病院を選びました。
住所が近いかどうか確認されるので、住所をすぐ言えるようにしておくと良いと思います。
3、書類に記入する
登録したいと申し出ると、GP登録の登録フォームがもらえるので、記入します。
大まかに言うと、名前や住所、入国日、病歴、ドナー登録可否、についてです。
4、ナースとの問診の予約をする
3を提出する医師かナースと話をするために予約をすることになります。
私は3を提出した1週間後でした。予約とともに、尿検査ボトル(だけ)が渡されます。
5、問診に行く
この日の朝尿検査を行い、持っていきます。
医師やナースとは英語で話すことになりますので気合いを入れていきましょう!
英語に慣れている方でも、聞かれる医療用語は難しいかもしれません。
主に病歴、服用している薬について聞かれます。
女性の場合は子宮頸がん検診(smear test)を受けたことはあるか、受けてなければ後日受けるように(無料!)、と言われます。
また、家族の病歴やイギリス国内の知り合いの住所と電話番号は確実に聞かれますので用意していきましょう。
また、途中で身長・体重・血圧等を測定されます。
6、NHS Number を受け取る
後日、茶封筒に入った封筒が届きますので大切に保管しましょう。これは日本で言う被保険者番号なのですが、日本のようにカードタイプで何かもらえるわけではありません。
以上です!
基本的にGPに行くには、予約が必要です。予約方法は電話かアプリ、webサイトがあり、各GPによって異なりますので確認するようにしましょう!
ちなみに、処方箋はもらったら併設されているpharmacyや[NHS]と書いてあるBoots、スーパー内のpharmacyで薬を受け取ることができます。
(薬は無償ではなく、1アイテムにつき£9.15です!)
健康でいることがベストですが、何かあったときのために、できるだけ早めに登録すると良いかと思います。
それではまた!