(最終更新:2023.9.11)
*2021/3/4WiseはTransferwiseから名称変更しました。
こんにちは!Lilyです。
イギリスyms、留学、駐在などでイギリスに長期滞在する場合、現地通貨ポンドが必要ですよね。
本記事では、Wiseについてご紹介します。
Wiseとは 、2010年にロンドンでできたオンライン海外送金サービスです。銀行ではありません。
旧名: TransferWiseの方をご存知の方もいるかもしれません。同じです。
これがすごく画期的なアイデアで、
日本の口座→イギリスの口座に送金したい人と
イギリスの口座→日本の口座に送金したい人をマッチングさせて、
両者の通貨をWiseが一旦預かり、円とポンド自体は国を跨がず両者の口座に入金されるというシステム。
そうすることで、手数料を下げることができる、というわけです。
手数料安いので、本当におすすめします!決して怪しい会社ではないですよ!笑
既に世界で1300万人が利用しているそうです。
Wiseを利用すると、MUFG、楽天銀行、新生銀行、SMBC、ソニー銀行の5つの日本の銀行と比較して、海外で15,000円を決済する場合、最大4倍
振り込み等の手数料安くなるという結果がでていますので、これを使わない手はありませんよね!! >>>海外送金、海外で決済しますか? Wiseのマルチカレンシー口座とデビットカードで最大14倍節約できます。
「いやいや、なんでわざわざwiseとやらを使わないといけないの?自分はイギリスで給与入るまで日本のクレジットカード使って生活するから必要ないな〜」
そんなことお考えの方いると思います。
断言します!
“Wiseを使った方が手数料が絶対に低い”です。また、現地で銀行口座開くまで、または渡航前に滞在先の家賃/デポジットの支払いや語学学校の学費支払いなどで高額な外貨が必要な場合はWiseを使わない手はありません。
日本のクレジットカード、デビットカードを使うと、
「カードの国際ブランドが定める
ちょい高めの為替レート」
+
「カード発行会社が設定した海外事務手数料」
を含んだ金額が購入金額に上乗せされます。
*カードの国際ブランドが定めるちょい高めの為替レートには国際ブランド会社への手数料が少し含まれているので、実際の為替レートより高い
Wiseのwebサイトで詳しく説明されているのですが、要約すると、
“日本のクレジットカードをアメリカで1000ドル(約11万円)使った場合、約2,414円の手数料がかかる。でもWiseだと約660円で済む。”
参照: クレジットカードの海外手数料とは?計算方法・注意点を解説!:Wise公式
上をさらに詳しくまとめてあるブログ:
VisaやMastercardの為替レートの仕組み・確認方法を解説!:Wise
手数料違いすぎて意味わからないですよね。
例ではドルでしたが、£や他の通貨でも同じことが起こります。
Wiseでは実際の為替レートと格安の両替手数料で両替を行うため、手数料がかなり低いんです。
例えば、20万円をWiseでポンドに両替すると、
2022年7月時点で「約£1,216」がイギリスの口座に振り込まれます。
ちなみに、銀行で海外送金すると、
受け取れるのは「£1,185」。。
あれ、£30もちがう、、約5,000円の差がでました!
20万円でこれだけ差が出るということは、100万円単位だともっと差がでますね。というわけで、本当にお得です。私は既に8回ほど送金してます。
みなさんもここ↓でぜひ確かめてみてください!
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<海外送金Wiseの使い方解説>
例) 20万円を£にして海外の銀行に送金する場合
(すでに海外の銀行口座を持っている場合)
①上の手数料換算システムで20万円が£1216になることを確認(レートは随時変動するので、私が換算した時の金額です)
②20万円を自分の日本の銀行口座から円でWiseの三菱UFJ宛or Paypay銀行に振込
③ Wiseがあなたの海外の銀行に£1216を振込
これだけの簡単プロセス。最近は即時送金されます!
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【変更: wiseの送金先について】
日本円を外貨にするためには最初にwiseの日本円口座に振込しますが、その口座が変更されたようです!
■これまで
三菱UFJ銀行のみ
■2022年6月〜
paypay銀行と三菱UFJ銀行
今後は振込先としてPaypay銀行が指定されるかもなので、みなさん要注意です!(サポートセンター談
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Wiseのはじめ方はとても簡単です。
最初は会員登録は簡単な入力だけなので、3分で終わります。
こちらから登録できます-> Wise公式サイト
ちなみに、この友達紹介リンク↑から会員登録をすると、初回送金手数料が無料になります!
(75,000円送金分の手数料までが無料=最大で約500円分が無料になります)
ちなみに、Wiseは初回送金時にマイナンバーカードによる本人確認があるので、日本にいるうちに一旦マルチカレンシー口座に日本円or他の通貨を入金することを強くおすすめします!
それでは、ここからは送金方法について説明いたします!
初回送金時に必要な書類
【マイナンバーカードを持ってる方】
マイナンバーカードのみ用意
【マイナンバーカードを持っていない方】
下記2種類の書類が必要です。
・日本の運転免許証
・2020年2月前に発行された日本国パスポート
・マイナンバーカード(通知カード不可)
(参照:日本での本人確認について | Wiseヘルプセンター)
大切な書類であるマイナンバーカードを異国に持っていくのはかなりリスクがありますので、可能な限り、初回送金は渡英前に日本でやっていきましょう。
日本にいて海外現地口座は持っていないと思うので、Wiseのマルチカレンシー口座に送金するのが手っ取り早く本人確認を終わらせる方法だと思います。
《マルチカレンシー口座に日本円orポンドやカナダドルを入金する方法》
マルチカレンシー口座とは、Wiseの多通貨対応の口座のことです。
まだ渡英していない方は、Wiseに会員登録後に一旦Wiseに入金しておくことで、日本で本人確認を済ませることができます。このとき、海外の銀行口座情報は不要です。
渡航後にwiseで送金しようとして本人確認をしようとすると、マイナンバーカードが必要だったりと、かなり面倒です。
1. Wise公式サイトの会員登録ページで登録
->日本語対応してます!
2. メールが来るので、載っているURLからログインする
3. 「通貨を有効にする」を押す
4. 欲しい通貨を選択する
ここではJapanese Yenを選択していますが、
ポンドやカナダドル等他の通貨でも問題ないです!
5. 中央上部の「追加」を押して、
6. 入金する金額を入力する
一度もwiseで送金をしたことがない方は3000円以上送金する必要があります。
試しに3000円だけでいいので、入金してみましょう!(ATMや窓口ではなく、インターネットなどで自分で送金する方法の方が振込手数料が0円になることが多いので自分の銀行のオンライン版があるか要チェック!)
実は、私一番最初は1000円だけ入金して(当時は初回最低入会額がなかったため)問題なく使えると安心してからwiseを使うようになりました。
※ここでは日本円を選択していますが、ポンドやカナダドル等他の通貨でもこの後の本人確認の画面に進めます!
そして、この次に本人確認のパートになります〜
以前は、本人確認は簡易書留で日本の住所にPINコードが届いてそれを認証させるという方法だったのですが、現在はオンラインで完結できるようになりました!
マイナンバーカードの厚みの写真を撮ったり、メールで送られるPINコードと一緒に写真を撮ったりします。
本人確認が終わったら、
日本の銀行口座
↓
Wiseの三菱UFJ銀行口座に入金
↓
Wiseのマルチカレンシー口座の日本円or指定した他の通貨のマルチカレンシー口座に入金される
という流れになります!
ちなみに、渡英してイギリスの銀行口座を作ったら、「両替」ボタンを押すことで、海外の口座に送金することができます。
(英国オンラインバンクmonzo銀行の解説は別の記事を参照ください)
もし、既にイギリスの銀行口座を持っていれば、マルチカレンシー口座を通さず、すぐに送金できますよ〜
(渡英済みの方)
すでに渡英されている方の海外送金のやり方も簡単です。
※マイナンバーカードが手元にあることが条件です(カードの厚みなどを見せる必要があります)
1、会員登録 ->3分で終わります
2、HPかアプリで送金金額を確認
3、住所など個人情報を入力
4、受取口座(イギリスの銀行口座)を設定
5、オンラインで日本の銀行(日本円)からWiseの三菱UFJ銀行口座に送金する(日本円)
6、Wiseがイギリスの銀行口座に入金する(ポンド)
以上です。カンタンなプロセス!
※wiseに振り込むときは「日本円」のまま振り込みます!ポンドに変えてからwiseに送金する必要はありません。
通常、Wiseに振り込んでから数分で着金します。
私はオンラインで振り込んで、最短で1分だったことがあります笑
ただし、日本時間で金曜日夕方〜月曜日朝までの間に送金手続きをするとイギリス口座への着金が2-3日かかります。ちゃんと送金されているか不安になる日々を送らないといけないので、日本の月〜金曜朝に振り込んだほうが精神衛生上おすすめです(笑)
<話題のWiseデビットカードについて>
日本にいながらにして、イギリスやアメリカ、他ヨーロッパ各地の銀行口座を開設したいという方には超おすすめです。
メリットは、渡航後に銀行口座を開設することなく、すぐ決済できることですかね。しかも良いレートで。
- Wiseのマルチカレンシー口座に日本円を入金
- 日本円からポンドなど他の通貨に移動
- 現地や現地オンラインショッピングでカード払い決済。もしくは、ATMで出金(月2回、合計3万円までは出金手数料無料)
これだけのステップで現地通貨決済ができるんです。これまでにないほど為替手数料が少なく済む方法だと思います。
留学、駐在、ワーキングホリデーなどで海外在住している方、旅行を多くする方には最高の決済手段だとおもいます。
なお、1回あたりの送金上限は100万円です。送金回数に上限はありません〜
Wiseデビットカードの発行方法はこちらの公式ページをご覧ください。
カードの発行には1200円かかりますが、年会費や維持費は無料です。
【WISEのデビットカードが届いたら】
①アプリで有効化ボタンを押す
②4桁の暗証番号を確認
③暗証番号を入力する決済をする(wiseに入っている通貨の国で決済するのが良いと思います。私は日本円を入れておいて、日本で決済したら有効かできました)
オンライン決済や暗証番号を入力しない決済では有効化できないので注意です!
また、ファミマのATMで引き出し作業する(その前にwiseに入金必要ですよ)だけで行けるみたいです!
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最後にもう一度紹介特典が受けられるリンク貼っておきます!
こちらからどうぞ→ Wise公式サイト
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ちなみに、帰国時にwiseで£から円にすることも可能です。実際に私もやったことあります。
その場合はMonzo Bankからwiseのマルチカレンシー口座に入金→wiseで日本円に両替→日本の銀行に送金
という流れでの両替となります。
ではまた!
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