【必見】渡航前の手続き14
(2024.6.23最終更新)
渡英前に私がやった諸々の手続きをお伝えします。
■目次
- 自動的に住民税の支払いはストップされる
- マイナンバーカードの無効化
- 2.国民年金の手続き
- 3.企業型確定拠出年金の移換
- 4.奨学金の返還の猶予申請
- 5.海外保険の加入を検討
- 6.歯医者に行く
- 7.携帯解約
- 8.iPhoneバッテリー交換
- 9. 健康保険証の返却/入手
- 10.確定申告
- 11.giffgaffのsimカード取り寄せ
- 12.脱毛の期間延長
- 13.在留届の提出
- 14. 渡英前後での使用するクレジットカードの選別
1. 住民票の除票 (海外転居)
私は2年間滞在する予定だったので、住民票を外しました。
市役所に行き、「転居届」を記入します。
この時、転居先住所は「イギリス」などの国名の記入で大丈夫だそうです。
自動的に住民税の支払いはストップされる
住民税は1月1日に居住している市区町村に支払います。 逆に言うと、1月1日に日本に居住していないと、その年の6月から支払いが開始する住民税の納付はしなくてよいことになります。
例えば、12月に住民票を外すと、その働いた分の住民税は翌年支払わなくて良い、ということなので、退職や渡英時期の基準にしても良いかもしれません。
住民税の金額は年収によりますが、大体20-30万円くらいは払わないといけないと思っておくとよいと思います。詳しい金額が知りたい方は直近の給与明細に書いてある住民税✖︎12してみてください。
ちなみに、退職後の住民税の支払いには2パターンあります。
① 普通徴収
退職後の住民税を、請求書に従ってコンビニ等で支払う方法
② 特別徴収
会社で給与天引きされる方法
退職後すぐに渡英する方や退職日を待たずに有給中に渡英する方は注意が必要です。
普通徴収だと請求書が届いてから自分で振り込むか、誰かに振り込んでもらわないといけないので、特別徴収してもらいたいですよね。
ただ、最後の給与から支払うべき住民税を全て引き落とすることができない場合、自動的に普通徴収となり、渡英してから自宅に請求書が届いてしまいます。
全ての住民税を最後の給与から引ければ問題ないですが、退職日から6月までの間が長ければ長いほど、支払うべき住民税は高いので、引ききれない可能性が高くなります。そうなると、退職前に会社に特別徴収をお願いしていても普通徴収になる可能性が高いと認識していた方が良いです。納税代理人を指名することで、出国する/した納税義務者本人の代わりに納税通知書を受け取り、納税してもらえます。詳しくは役所のホームページを確認してみてください。
私は家族に迷惑をかけたくなかったので会社には特別徴収で!!とお願いしていたのですが、最後の給与より住民税が高かったため、普通徴収になってしまい、納税代理人を家族にして届いた請求書で支払いをお願いしました…(もちろん私のお金渡しました)
マイナンバーカードの無効化
住民票の除票するときに、持っている方はマイナンバーカードの提出が必要です。
私は、提出したら、穴など開かず、返却されました。これは市町村によって違うかもしれません。
ちなみに、券面上は何の記載もないものの、ICチップのデータ上は「海外転居」などの記録がされているそうですので、提出した日以降は有効な本人確認書類にはなりません、的なことを言われました。
つまり、マイナンバーを把握するための保管のためのカードに成り下がるようです。
帰国後は、その古いマイナンバーカードを市役所に持っていき、帰国(転居)してきたという住民登録をすると「マイナンバーカード交付通知書」がもらえるので、それを記入・送付し、また新しいカードがもらえる、とのことでした。
※海外送金サービス、wiseを利用登録した後に、マイナンバーカードを返却することをおすすめします。
2.国民年金の手続き
海外に住んでいる日本人は国民年金を納付する義務はないそうです。
ただ、住民票を抜いても、海外転出の旨は連携されないようで、自分で窓口に行かないといけません。もしくは電話する必要があります。国外に行く旨を伝えましょう。
私は住民票の対応しかしておらず、実家に二度「国民年金支払いの督促」みたいなものが来てしまいました汗
⇒国民年金に任意加入することもできます
3.企業型確定拠出年金の移換
企業型確定拠出年金がある会社に勤めている方は、
退職日の翌月末頃送られてくる「資格喪失届」を元に、新たにiDecoの口座を作りましょう。
私は「運用指図者」としてSBI証券に移換しました。
※住民票を抜いた場合、掛け金の拠出はできず、指定した商品への運用だけされるようになります。
iDecoって、毎月運営するのに200-400円くらいかかるそうなのですが、SBI証券は0円みたいだったので、選びました。
ちなみに、喪失届は退職日の翌月末くらいに手紙が来ます。
退職から6ヵ月以内に、iDeCo移換しなかった場合、その資産は、国民年金基金連合会に自動移換され、「自動移管手数料」、「自動移換されている間の管理手数料(毎月52円)」がかかります。
さらに、将来iDecoや企業型確定拠出年金に移すときに1,100円かかりますので、忘れないうちに対応するのをおすすめします〜
口座開設について、詳しくはこちらをご覧ください〜
4.奨学金の返還の猶予申請
現在、毎月奨学金を返還していて、
YMSで2年間イギリス在住で一人で生活していく中も返還を続けていくことは厳しいかも、という方に提案したいことです。
「失業」として奨学金の返還を最大で1年猶予させてもらうことができます。(審査があります)申請方法のリンク
退職日より3週間くらいで退職した会社から届く「雇用保険被保険者離職票」があれば申請ができます。所定の用紙を記入・送付すればokです。数週間後に審査の結果が届きます!
5.海外保険の加入を検討
結局、私はワーホリ海外保険など、保険に一切加入しませんでした。
イギリスのNHSだけで問題ないと思ったのと、一番懸念があった歯科治療は保証される保険が超高かったからです。
歯科保証付きの海外保険:だいたい55~70万円/年
歯科保証なしの海外保険:だいたい20~40万円/年
ただ、住民票を抜いていると、日本に一時帰国したときも歯医者など医療費は全額負担になりますのでお忘れなく、、、
下記に安めの保険会社を紹介します。
グローブパートナー
海外旅行・留学・ワーホリ保険のグローブパートナー | ASSETS ASSURANCES
ここの保険は半年で€270(約36,000円)、1年で€540(約72,000円)です。渡英後加入もできますが、渡英前加入の方が安く済むようです!
歯科は歯科だけの保険も海外にあります。ここでは、イギリス在住時に加入できる海外の保険会社を紹介します。
Bupaブーパ: イギリス最大手の保険会社
Care Concept: ドイツの保険会社
Step In
BootsのDental Insurance
6.歯医者に行く
手続きではないですが、重要なので書きます笑
渡英の2、3か月くらい前に行くとよいと思います。仮に虫歯治療が必要になった場合、予約などの関係で1か月で治療しきれないこともあるからです
7.携帯解約
文字通り携帯会社のプラン契約を解約します。
私が使っていたmineoは解約手数料無料でした。そして、イギリス到着後、解約。ただ、解約してしまうと、いままで使っていた電話番号が消滅します。
8.iPhoneバッテリー交換
2年間海外で生活すると考えると、私も友人も、みな新しいiPhoneへの機種変更を検討する方が多いのですが、ビザ申請費用や渡航費、滞在費などでお金がかかるのにまた10万円近くかかるのは大変ですよね。
ということで提案したいのはiPhoneのバッテリー交換です!本体はそのままに、充電の持ちを長くすることができるのでおすすめです。
私はこれでiPhoneを約5年使えています。
本体を買ったら5万円以上しますが、バッテリー交換は6,000~8,000円でできます(*'▽')
[iPhone のバッテリー交換 - Apple サポート 公式サイト]
ただでさえ渡航費、滞在費にお金がかかるのにスマホまで変えて、挙げ句の果てにすぐ盗難になんてらあったりしたらもう…
という最悪の事態を考えてみてはいかがでしょうか。海外ではiPhoneは高値なので、盗難に遭いやすいです。新しくても古くても、持ち歩きには注意してくださいね〜
9. 健康保険証の返却/入手
住民票を徐票する方は、健康保険証を返却する必要があります。
徐票せず、国民健康保険にそのまま加入、もしくは新たに加入する方、さらに親の扶養に入る方は新しい健康保険証を入手する必要があります。親の扶養に入る場合は、健康保険組合によって住民票は徐票していなくても、海外居住者とみなされ拒否されることもあるそうなので、要確認です。
現在はマイナンバーカードに健康保険証の機能を追加することができるので、それでも良いかもしれません。
ちなみに、日本の健康保険を使って海外で医療を受けることができ、少し補助がもらえる可能性があります。必要書類を一緒に書いてもらう必要があるので健保のホームページにて確認してみてください。
10.確定申告
必要な方は渡航前に確定申告をしましょう。
11.giffgaffのsimカード取り寄せ
イギリスの携帯会社ですが、日本にも取り寄せできるので、事前に手元にあると到着後すぐに携帯が使えて便利です!
SIMカードの申し込みはこちらからどうぞ〜▼
12.脱毛の期間延長
脱毛サロンで脱毛している方!!
そしてまだ回数が残っている方!!
私が通っていた脱毛サロンでは、有効期間がありました。2年間で8回行くとかだったんですが、渡英するときにあと4回も残っててそれをあと半年でいかないといけなかったんです。
3か月は間隔を開けないと予約できないので、絶対に終わらせられない、、、と思ったのですが、契約内容を読み返したところ、自主的に依頼すれば延長できる仕組みがありました!
最後にサロンに行った時に延長手続きをしてもらえたので、みなさんもぜひ契約を確認してみてください。
13.在留届の提出
3か月以上滞在する方はこちら▶在留届 - インターネットによるオンライン在留届
3か月未満滞在する方▶たびレジ - 外務省 海外安全情報配信サービス
英国運転免許証を申請するには、在留届を提出していることが必須です。
14. 渡英前後での使用するクレジットカードの選別
日本で発行されたカードってポイントがつきますよね。そして大体そのポイントには有効期限があります。約2年間イギリスに滞在するとして、そのうちに失効してしまうポイントはあると思います。
それを防ぐために、私は渡英を決めてからイギリスの銀行のデビットカードを開設するまでの間、クレジットカードの利用をひとつのクレジットカードにしていました。
なぜ一つにしていたかと言うと、「ポイントの有効期限がない」からです。
ちなみに私は「エポスカード」を利用していました。ビザ、航空券代や最初の滞在費、その他日本での支払いなど合計50万円くらい使ったら、「ゴールドカード」になりました(笑)
エポスカードのゴールドカードだと、ポイントの有効期限がないんです。普通のシルバー色のカードだと有効期限ありますので注意です!
ちなみに、エポスカードは「海外旅行傷害保険」が利用付帯で、適用されれば渡航後約3ヶ月は保険が付きます。
https://www.eposcard.co.jp/smp/benefit/oversea/insurance.html
以上です!
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