前のブログでもイギリスでお仕事を探すには、などの記事を書いたのですが、
今回はイギリスのレストランなどではなくオフィスでのお仕事をする場合にエビデンスとして求められる「Reference(推薦書)」についてお話しします。
私も就職活動をしていたときに「YMSなのにそんなものが必要なの?どうして?」とかなり悩んで、いろんなwebサイトをハシゴしました汗
そのReferenceについて、私の経験を元にわかる範囲で、備忘録的にお話ししていきたいと思います!
〈Referenceってなに?〉
そもそも、仕事へ応募する段階でCV、いわゆる履歴書を提出するのですが、「CVに書いてあることの事実確認」と「(第三者の視点で)どういう人物なのか」の情報を得るために行われます。
日本では馴染みがないですが、海外就職・転職の場合は当たり前だそうです
〈Referenceの入手方法〉
では、Referenceをどのように得るか、これが一番気になりますよね。
私の経験と私が就職活動をしていた時に人材紹介エージェントの方から聞いたことをお話しします。
【Referenceのパターン】
① 第三者機関によるチェック
人材紹介エージェントとはまた違う第三者機関が応募者の前職に連絡を取り、在籍を確認・人物評価を聞く
② 人材紹介エージェントによるチェック
人材紹介エージェントが前職のReferee(推薦者)にメールでやりとりする
③ 応募企業によるチェック
応募企業が応募者の前職に連絡を取り、在籍を確認・人物評価を聞く
人材紹介エージェントを経由して応募している場合は、この中だと②が多いのではないかと思います。
①は金融機関とか、かなり厳しいところだとあるらしいですよ〜
【Referenceの取得手段】
① 電話
② メール
③ 書類(推薦書)
【Referenceの内容】
・その経歴に偽りなく、在籍していたか
・応募者はどういう人物か(勤務態度や周囲の評価など)
・推薦者はどう評価しているか
在籍証明書(英語)などの提出で済めば基本的には在籍に偽りがないかだけわかれば良さそうです。
私の場合は前職の上司とエージェントがメールで上記3点を確認していました。
〈Refereeは誰にお願いしたらいい?〉
これは会社によります。
推薦者というくらいだからやっぱり上司…?と思うかもしれませんが、同僚でも大丈夫なケースもあります!
私は同僚でも良いと言われました。上司にお願いしましたが…
ちなみに、Referenceが必要になった場合、Refereeの名前、会社のメールアドレス、役職が大体必要になります。役職を英語に置き換えるのが大変でした笑
〈Referenceの言語は?〉
基本的に英語です。
英語ができるRefereeだったらなんの問題もありませんが、英語ができない上司や同僚の場合も当然ありますよね。
おそらく、Refereeは英語ができないと伝えた段階で、流石に電話での確認は候補からなくなるのでは?と思います。
あとはメールか書類になりますが、そもそもYMSビザという2年とはいえ短期間の就労ビザしか持っていない応募者に対して「Refereeから英文の推薦状を書いてもらって」と言われることは か な り 稀だと思います。
私はメールでの経歴確認及び人物評価でした。
「上司は本当に英語ではやりとりができないので、私経由で質問内容を送ってほしい。回答は推薦者本人から送ってもらうから」と人材エージェント経由で伝えたところ、エージェントは応募先に伝えてくださり、質問は私が翻訳して、回答方法は英語ができなくても能力が伝えられる1-5段階(Bad-Exelent)の評価での質問形式にしてくれました。柔軟に対応してくださってとても助かりました。
〈Referenceは渡英前に用意すべき?〉
全ての会社で必要になるわけではないのと、Referenceの取得方法は会社によって異なるので、渡英前に用意しておくようなもの(書類)ではない、ということです。
前職の在籍証明書?退職証明書?
もしかしたら、いるかもしれない。
でも、いらないかもしれない。笑
しかも英語で書いてもらわないといけないので、バリバリ日本企業で働いていた場合、人事や上司にお願いするのって気が引けますよね・・・
そもそも退職証明書がもらえる時期にまだ日本にいるかわかりませんし(PDF送付してくれるなら別ですが)、責任はとれませんが、いらないです、と言いたいです。
ここまでつらつら書きましたが、
実際、私はなにも用意していませんでした。
でもなんとかなりました!
何よりReferenceなんて求められると思っていなかったので…汗
それで特別困ったわけではないので大丈夫です、安心してください!
記事は以上です。
少しでも、Referenceについて不安に思っている方の参考になったら嬉しいです。
コロナで渡英もなかなか予定通りに行かないかもしれませんが、こちらでは貴重な経験ができますよ^^
お待ちしています
ではまた!
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